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これが答えだ!少子化問題

ちくま新書 1235

出版社名 筑摩書房
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-480-06936-8
4-480-06936-4
税込価格 902円
頁数・縦 196P 18cm

商品内容

要旨

人口減少がこのまま続けば「日本は即終了!」といった、絶望的な指摘をする人が少なくない。実際、四半世紀以上にわたって巨額の税金が少子化対策のために注ぎ込まれてきたが、改善の兆しはほとんど表れていない。それどころか、少子化対策に力を入れれば入れるほど効果が薄れるパラドクスが見て取れるという。なぜか?いかなる理由で少子化は進むのか?すべての問いに最終的な解答を与える、少子化問題の決定版である!

目次

序章 「希望出生率」とは何か?
第1章 女性が働けば、子どもは増えるのか?
第2章 希望子ども数が増えれば、子どもは増えるのか?
第3章 男性を支援すれば、子どもは増えるのか?
第4章 豊かになれば、子どもは増えるのか?
第5章 進撃の高田保馬―その少子化論の悪魔的魅力
第6章 地方創生と一億総活躍で、子どもは増えるのか?

おすすめコメント

巨額の税金を投入しても、一向に改善しない少子化問題。少子化対策をめぐるパラドクスを明らかにし、この問題に最終解答を与える!

著者紹介

赤川 学 (アカガワ マナブ)  
1967年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科社会学専攻博士課程修了。博士(社会学)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科准教授。専門は社会問題の社会学、歴史社会学、セクシュアリティ研究、人口減少社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)