勘定奉行の江戸時代
ちくま新書 1309
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2018年2月 |
ISBNコード |
978-4-480-07113-2
(4-480-07113-X) |
税込価格 | 858円 |
頁数・縦 | 213P 18cm |
商品内容
要旨 |
江戸幕府の財政は、初期の頃からほとんどいつも火の車。お金の問題を切り盛りした勘定奉行だが、財政だけでなく農政、交通、司法など政治機能の多くを担い、寺社奉行・町奉行とともに三奉行の一員として、政治案件の意思決定にも深くかかわった。そんな重要役職にもかかわらず、いや重職だったからこそ、家格でなく実力で、ノンキャリアの叩き上げが奉行にのぼりつめる内部昇進の仕組みもあった。社会・文化の変化・成熟、幕藩体制の揺らぎなど、江戸幕府二七〇年の盛衰を、勘定奉行の業績や素顔から解明かす。 |
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目次 |
第1章 勘定奉行は幕府の最重要役人 |
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能力と実績でトップに立てた勘定所。奉行のアイデアとは。年貢増徴策、新財源探し、禁断の貨幣改鋳、財政積極派と緊縮派の対立……。