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日本の教育はダメじゃない 国際比較データで問いなおす

ちくま新書 1549

出版社名 筑摩書房
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-480-07371-6
4-480-07371-X
税込価格 1,012円
頁数・縦 231P 18cm

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要旨

「ゆとり教育の弊害で学力が低下している」「知識偏重の教育のせいで創造性が育まれていない」といった、日本の教育に対する否定的な声が目立つ。教育行政はそうした意見に対応する「改善策」を次々と打ち出し、結果として教育現場に混乱をもたらしている。だが、本当に日本の教育は「ダメ」なのだろうか。本書では、OECDが実施する学習到達度調査PISA(ピザ)などの国際比較データを駆使しながら、通説ともなっている日本の教育の「ダメ」な点の多くが思い込みに過ぎず、世界的に見れば相対的に日本の子どもたちの学力は高く、創造性の面でも高い水準にあることなどを明らかにする。そして、保護者や教師、教育行政、メディアなどに対し、日本の教育をどう捉えるべきかを提案、教育をめぐる議論に新たな視点を提供している。著者の小松光氏は、国立台湾大学気候変動・持続的発展国際学位プログラム准教授、ジェルミー・ラプリー氏は京都大学大学院教育学研究科准教授。ともに世界銀行、国際連合教育科学文化機関などのアドバイザーも務めた経験を持つ。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2021年4月6日]

商品内容

要旨

昨今、メディアや識者からは、日本の教育に否定的な意見ばかりが目立つ。その結果として、教育現場の実態とはかけ離れた教育政策にすがりついてしまう。しかし巷間言われるように、日本の教育は本当にダメなのだろうか?国際比較データを駆使して新しい姿を描き出す。思い込みを解きほぐし、不安や疑問に答え、未来に向けて提言をする。専門分野も国籍も異なる気鋭の研究者二名が、教育をめぐる議論に新しい視点を提供する。

目次

1 日本教育の通説を疑う(学力は本当に低いのか?(知識がない
創造力がない ほか)
教育の代償は大きいのか?(勉強のしすぎ
高い学力は塾通いのおかげ ほか))
2 日本教育を壊さないために(もうそういうの、やめませんか?(現実を見ない教育政策をやめよう
「安定した不安」を持ち続けよう―保護者へ ほか))

著者紹介

小松 光 (コマツ ヒカル)  
1975年生まれ。国立台湾大学気候変動・持続的発展国際学位プログラム准教授。東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了。博士(農学)。総合地球環境学研究所、東京大学生産技術研究所、九州大学農学研究院、京都大学白眉センター、京都大学大学院教育学研究科などを経て現職。世界銀行、国際連合教育科学文化機関などのアドバイザーも務める
ラプリー,ジェルミー (ラプリー,ジェルミー)   Rappleye,Jeremy
1977年生まれ。京都大学大学院教育学研究科准教授。オックスフォード大学教育学部博士課程修了。博士(教育学)。東京大学大学院教育学研究科、京都大学白眉センターを経て現職。世界銀行、国際連合教育科学文化機関などのアドバイザーも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)