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ヴィジュアルを読みとく技術 グラフからアートまでを言語化する

ちくま新書 1606

出版社名 筑摩書房
出版年月 2021年10月
ISBNコード 978-4-480-07427-0
4-480-07427-9
税込価格 968円
頁数・縦 284P 18cm

商品内容

要旨

ちょっとした子どもの絵、データをもとにしたグラフ、美術館に展示される数々のアート作品。世の中には、言葉以外の形で表現されているものが無数に存在する。しかし、それらから何を読み取り、言葉にすればよいかはあまり教わる機会がない。そこで、様々な実例を挙げながら、特徴の掴み方、解釈の方法、言語化する術、社会での論じ方を段階的に解説する。アートと思考と言語が結びつけば、新たな知の興奮が生まれてくる。

目次

1 基礎編(ヴィジュアル情報の見方と語り方
ヴィジュアル・メディアの特徴は何か?
解釈という段階
グラフ・データの読み取り方
ヴィジュアルの見方―絵を解釈する)
2 応用編(「カワイイ」絵は本当にカワイイだけか?―キース・ヘリング
ポルノとアートの境目―エデュアール・マネの挑発
同じ問題への違う解決―ブランクーシ『レダ』
社会背景を当てはめる―マーク・ロスコと色面構成
比較しつつ対立を乗り越える―藤田嗣治『アッツ島の玉砕』 ほか)

出版社・メーカーコメント

仕事で目にするグラフや美術館のアート作品など、視覚に訴えかけてくるものは多い。でも、それを読み取り、言葉にすることは難しい。そのための技法を伝授する。