和辻哲郎建築と風土
ちくま新書 1643
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2022年3月 |
ISBNコード |
978-4-480-07469-0
(4-480-07469-4) |
税込価格 | 924円 |
頁数・縦 | 254P 18cm |
商品内容
要旨 |
いまだかつて哲学研究者たちによって顧みられることがなかった和辻哲郎の建築論を、四つの著作『風土』『古寺巡礼』『イタリア古寺巡礼』『故国の妻へ』と、「桂離宮印象記」をはじめとした桂離宮論のうちに探り、知られざる和辻の射程を、その広がりと深さにおいて示す試み。唐招提寺、薬師寺、法隆寺から、マルセーユ、ローマ、ゴスラー、ローテンブルクの寺院や遺跡を訪ね歩き、そして桂離宮へ―。その足取りをたどりなおし、空間的要素と時間的要素を総合する和辻の眼を手に入れる。 |
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目次 |
第1章 間柄と建築―『風土』における「ウチ」の分析(台風的性格 |
出版社・メーカーコメント
いまだかつて哲学研究者たちによって顧みられることがなかった和辻哲郎の建築論から、知られざる和辻倫理学の射程を、その広がりと深さにおいて示す試み。