日本書道史新論 書の多様性と深みを探る
ちくま新書 1783
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2024年3月 |
ISBNコード |
978-4-480-07601-4
(4-480-07601-8) |
税込価格 | 1,210円 |
頁数・縦 | 334P 18cm |
商品内容
要旨 |
日本書史の碩学が、近年の新たな研究成果に基づき、日本の書がもつ多様性と深みを新視点から明らかにする。わが国の書の原点を稲荷山古墳鉄剣象嵌銘や聖徳太子「法華義疏」に見、近年中国で見つかった吉備真備の李訓墓誌銘などを例に挙げつつ、その発展史を辿る。さらに三筆・三跡と呼ばれる平安期の能書家、儒者、西行・寂厳から良寛に至る僧侶、頼山陽ら文人の書から、中国基軸の漢字文化史とも異なる、自由で伸びやかな日本独自の文字文化の歩みとしての書道史を描きなおす。 |
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目次 |
第1章 二つの古代鉄剣象嵌銘 |
出版社・メーカーコメント
日中の書道史の碩学が、近年の新たな研究成果に基づき、古代から近代まで、自由で伸びやかな日本独自の文字文化の歩みとしての書道史を新視点から描きなおす。