ヨーロッパ近世史
ちくま新書 1811
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2024年8月 |
ISBNコード |
978-4-480-07637-3
(4-480-07637-9) |
税込価格 | 1,210円 |
頁数・縦 | 349P 18cm |
商品内容
要旨 |
ヨーロッパ史において「近世」とはいかなる時代か。宗教改革からフランス革命にかけてのこの時期は、ときに「近代」の準備段階とみなされ、ときに「長い中世」の一部とされてきた。だが近年、複合国家論などが提唱されるなかで、中世とも近代とも異なる独自の時代として近世を位置づける動きが広がっている。では、その独自性とは何か。近世を多様な地域が複雑に絡み合う歴史的空間と捉え、人やモノのグローバルな移動に注目することで、これまで教科書などでは十分に語られてこなかったその複雑なうねりをダイナミックに描き出す。 |
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目次 |
ヨーロッパ近世の二つの顔―主権国家と複合国家 |
出版社・メーカーコメント
ヨーロッパ史において近世とはいかなる時代か。宗教、経済、帝国、戦争という四つの特質に注目し、主権国家と複合国家の相克という観点からその全貌を描き出す。