• 本

新しいリベラル 大規模調査から見えてきた「隠れた多数派」

ちくま新書 1861

出版社名 筑摩書房
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-480-07692-2
4-480-07692-1
税込価格 1,320円
頁数・縦 350P 18cm

商品内容

要旨

リベラルの衰退が著しい。もはやリベラルに未来はないのか?実は日本には「新しいリベラル」と言いうる人々が存在する。7000人を対象とする社会調査から、この事実が浮かび上がってきた。しかも、人間の「成長」に希望を見出すこの人たちは、最多数派を占める。にもかかわらず、これまで見落とされてきたのはなぜか?従来型のリベラルや保守層など他の社会集団と比較しながら、「新しいリベラル」が日本政治に与えるインパクトと可能性を示す!

目次

第1部 これまでのリベラル(衰退しつつあるリベラル?
「保守vsリベラル」はどこまで有効か?
旧リベラルとは何か?
旧リベラルの「根幹」と「枝葉」)
第2部 新しいリベラルの全体像(その理論と思想
それはどんな人たちか?
新しいリベラルを取り巻く五つのグループ
新しいリベラルの政治参加
新しいリベラルが作り出す「新しい」政治)

出版社・メーカーコメント

これまで見落とされてきた「新しいリベラル」層。すべての人の成長を支援する社会的投資国家を支持するこの層の存在を初めて明らかにし、全体像と可能性を示す!

著者紹介

橋本 努 (ハシモト ツトム)  
1967年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。現在、北海道大学大学院経済学研究科教授。シノドス国際社会動向研究所所長。社会経済学、社会哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)