• 本

「主体性」はなぜ伝わらないのか

ちくま新書 1868

出版社名 筑摩書房
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-480-07694-6
(4-480-07694-8)
税込価格 990円
頁数・縦 204P 18cm

商品内容

要旨

多くの企業が、就活生や若手社員に「主体的であること」を強く期待している。この傾向は小学校から大学まで、教育現場にも波及している。しかし、最長16年間も育まれたはずのこの資質は、「学生に不足していると思う能力」第1位として指摘され、企業内部においても世代間の大きなすれ違いを生んでいる。この本では「上司が評価してくれない」「若手は言われたことしかしない」といったお互いの不満を解消し、「主体性」という曖昧で便利な言葉に込められた意味を解き明かす。

目次

序章 私たちに求められる主体性
第1章 主体性要求が止まらない(産業界は何を求めてきたのか
学生に求められるもの
時代によって変わる主体性)
第2章 仕事で求められる主体性とは(主体性は必要か不要か
主体性の意味
激しい社会変化の影響)
第3章 上司はなにを評価し、どう育成しているのか(なにが評価されているのか
主体性発揮の条件
いまの主体性育成の様子)
第4章 大学が求める主体性(教育現場のキャッチコピー
大学における主体的な学修
大学入試でも主体性評価)
第5章 主体性との関わり方(心の準備
主体性の意味を共有する
自分の仕事を面白くする)
終章 求められすぎ社会で生きる

出版社・メーカーコメント

学生や若手社員は、自分に「主体性がある」と思っているのに、企業や上司は「ない」と感じている。なぜ認識がズレるのか。不幸なすれ違いの原因を究明する。

著者紹介

武藤 浩子 (ムトウ ヒロコ)  
早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。IT企業で長年勤務したのちに大学院に進学。東京大学高大接続研究開発センター特任助教等を経て、現在、早稲田大学大学総合研究センター次席研究員(研究院講師)。大学教育学会・奨励賞受賞(2021年度)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)