「ヒューマニズム」について
ちくま学芸文庫
出版社名 | 筑摩書房 |
---|---|
出版年月 | 1997年6月 |
ISBNコード |
978-4-480-08352-4
(4-480-08352-9) |
税込価格 | 1,320円 |
頁数・縦 | 398P 15cm |
商品内容
要旨 |
『存在と時間』(1927年)において、世界内存在する人間の実存を深く掘り下げ、これを現象学的解釈学的に精緻に分析して、哲学界に深刻な衝撃を与えたハイデッガー。そのハイデッガーが、第二次世界大戦を挟む長い沈黙を破り、書簡体の形式で世に問うたのが、この「『ヒューマニズム』について」(1947年)だった。いわゆる人間中心主義の「ヒューマニズム」を批判しながら「存在の思索」を説くこの小さな本には、後期ハイデッガーの思想が凝縮した形で表明されている。「故郷喪失」の現代の「世界の運命」のなかで、私たちは存在の「開けた明るみ」の場のうちに「住む」ことを学び直さねばならない、と。 |
---|---|
目次 |
1 凡例 |