• 本

芸術の哲学

ちくま学芸文庫

出版社名 筑摩書房
出版年月 1998年6月
ISBNコード 978-4-480-08426-2
(4-480-08426-6)
税込価格 1,430円
頁数・縦 457,13P 15cm

商品内容

要旨

文学作品や音楽・絵画は、なぜ私たちを魅了してやまないのだろうか?美の成立根拠を人間的主観の心の在り方のうちに求める、これまでの「近代主観主義的美学」では、芸術を十全に理解することはできない。生と世界内存在の真実が開示される場こそが芸術作品であり、その輝き(シャイネン)と現出(エルシャイネン)の結果が美(シェーン)となるのではないのか。アリストテレスの『詩学』から始めて、ニーチェ、ハイデッガー、ガダマーへと至る「存在論的美学」の太い系譜を辿り、また翻って、美を希求する人間の動機を探るべくフロイト、ユングを検討し、カント、ショーペンハウアーの芸術論、人間論、情念論を存在論をもって再評価する。

目次

技術における虚構と真実
アリストテレスの『詩学』
ミメーシス、カタルシス、ハマルティア
ニーチェの『悲劇の誕生』
ディオニュソス的なものとソクラテス主義
ハイデッガーの芸術論
ガダマーの芸術論
フロイトの詩人論
ユングの詩人論
ショーペンハウアーの世界観
芸術の慰めと苦悩の現実
カントの『判断力批判』