
差別の民俗学
ちくま学芸文庫
| 出版社名 | 筑摩書房 |
|---|---|
| 出版年月 | 2005年7月 |
| ISBNコード |
978-4-480-08894-9
(4-480-08894-6) |
| 税込価格 | 1,100円 |
| 頁数・縦 | 241P 15cm |
商品内容
| 要旨 |
「柳田民俗学の最大の欠陥は、差別や階層の存在をみとめないことだ。いつの時代であろうと差別や階層があるかぎり、差別される側と差別する側、貧しい者と富める者とが、同じ風俗習慣をもっているはずがない。」すべての底辺、すべての下層からその民俗を掘り起こし、人間存在の根源的病巣「差別」の起源と深層構造に迫った、民俗学の巨人・赤松啓介のひとつの到達点。人間解放の原理、平等原理に貫かれた著者のまなざしは、限りなくあたたかい。 |
|---|---|
| 目次 |
人間差別の回想―スジを中心にして(重層的差別構造 |

