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宗教は国家を超えられるか 近代日本の検証

ちくま学芸文庫

出版社名 筑摩書房
出版年月 2005年6月
ISBNコード 978-4-480-08919-9
4-480-08919-5
税込価格 1,045円
頁数・縦 290P 15cm

商品内容

要旨

国民の統合を前提とする近代国家は、人々の生活や文化のすみずみにまで関与し、そこに国家の意思を貫徹しようとする。しかし私たちは国家を相対化し、対抗する精神を必要とするのではないか―。近代天皇制において日本はどのように国民の「臣民化」をはかったのか。「国家神道」のもとに国民を統合しようとしてきた歴史は、いまの私たちにどんな課題をつきつけているのか。近代日本がつくりあげた文化的枠組みの構造と実態を、宗教という視点から再検討し、国家中心主義を超える道がどこに、どのように用意されていたかを探る。

目次

第1章 古式とタブー(桜のイメージ
「女人禁制」 ほか)
第2章 つくられた「ナショナル・アイデンティティー」(「神勅」というフィクション
天皇「機軸」論 ほか)
第3章 現世主義(現世の強大化
平家の落人伝説 ほか)
第4章 国家を超える(「事大主義」と「信教の自由」
「信教の自由」への道 ほか)

著者紹介

阿満 利麿 (アマ トシマロ)  
1939年生まれ。京都大学教育学部卒業後、NHK入局。社会教養部チーフ・ディレクターを経て、明治学院大学国際学部教授。日本宗教思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)