
自己創出する生命 普遍と個の物語
ちくま学芸文庫 ナ11−1
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2006年7月 |
ISBNコード |
978-4-480-09001-0
(4-480-09001-0) |
税込価格 | 1,045円 |
頁数・縦 | 262P 15cm |
商品内容
要旨 |
今ここで生きている命とは何か―それはDNAをいくら分析しても分らないのではないか。生物学がDNAという普遍的概念=物質にたどり着いたとき、あらためて浮上してきた本質的な問い。その問いの答へ至る道として、著者はゲノムを「発見」した。ゲノムという全体を見ることで、普遍性と多様性を同時に合わせ持つ生命の本質に迫りたい。生物学という科学から、歴史的ダイナミズムをも視野に入れた「生命誌」研究へ踏み出した原点となる書。93年毎日出版文化賞受賞。その後のゲノム研究の成果を踏まえた補遺を加えて再登場。 |
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目次 |
序章 発端の知―ゲノムから何が見えるか |