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魔術的リアリズム メランコリーの芸術

ちくま学芸文庫 タ4−2

出版社名 筑摩書房
出版年月 2010年2月
ISBNコード 978-4-480-09278-6
4-480-09278-1
税込価格 1,430円
頁数・縦 356P 15cm

商品内容

要旨

1920年ドイツ。表現主義と抽象全盛の時代に突如現れ、束の間妖しく輝き、やがてナチスの「血と大地」の神話の陰に消え去った、幻の芸術があった。歴史の狭間に忘れ去られた画家たちの軌跡を克明にたどり、仇花のごとき芸術の誕生と死を通して、ある時代の肖像を鮮やかに描きだした名著。

目次

前口上 魔術的リアリズム、ノイエ・ザハリヒカイトとは何か
ヴァイマールの夜の側
不気味なもの
アントン・レーダーシャイト―絶対零度の孤独
フランツ・ラジヴィル―世界鏡としての魔術的球体
アルベルト・エレボー―独身者の部屋
クリスティアン・シャート―皮膚の上の滑走
カール・グロスベルク―黒いメランコリー
ゲオルク・シュリンプフ―無時間的な生の一齣
リヒャルト・エルツェ―壜の中の精霊
ルドルフ・ヴァッカー―事物の言葉
ハノーファーの牧歌的リアリズム―環境への偏愛
オランダの魔術的リアリズム―文化の不安
魔術的リアリズム・その後―アメリカ・アメリカ

著者紹介

種村 季弘 (タネムラ スエヒロ)  
1933年東京生まれ。1958年東京大学文学部卒業。ドイツ文学者。該博な博物学的知識を駆使して文学、美術、映画など多彩なジャンルで執筆活動を展開した。2004年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)