• 本

代数的構造

ちくま学芸文庫 ト13−1 Math & Science

出版社名 筑摩書房
出版年月 2011年12月
ISBNコード 978-4-480-09417-9
(4-480-09417-2)
税込価格 1,540円
頁数・縦 332P 15cm

商品内容

要旨

よく似たしくみをもつもの同士を同じものと見なす「パターン認識」。それは数学的な構造としては20世紀に深化発展した。数や多項式、関数などから、群・環・体などの有用な構造が取り出された。本書は抽象代数の基本概念を、歴史的背景をおりまぜつつ、ていねいな叙述でひもとく。随所に登場する卓抜な比喩は理解を助け、ガロア理論の意味まで望見させる。「体Σ/Kは地上に生えている大木に似ている。…基礎体は木の根に当たる。ガロア群は木を揺さぶる外からの力に比べられる」「秘密を探るのに、まずそれを揺さぶってみる…ここにガロアの理論のもつ射程の大きさがある」と。

目次

第1章 構造とはなにか
第2章 数学的構造
第3章 群
第4章 環と体
第5章 ガロアの理論
第6章 構造主義

著者紹介

遠山 啓 (トオヤマ ヒラク)  
1909‐1979年。熊本県生まれ。東京大学数学科に入学するも退学、のち東北大学数学科を卒業。海軍教授をへて東京工業大学教授。数学教育への関心から民間教育団体「数学教育協議会」を結成、長く委員長をつとめた。数学教育の理論と方法を開発・提唱し、その水道方式、量の理論などは、教育現場に大きな影響を与えた。教科書や雑誌の創刊にも多く関わった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)