貨幣と欲望 資本主義の精神解剖学
ちくま学芸文庫 サ4−2
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2013年6月 |
ISBNコード |
978-4-480-09561-9
(4-480-09561-6) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 445P 15cm |
商品内容
要旨 |
今なぜグローバル経済は、きわめて不安定化しているのか。その深層には、限りなく増殖し続けている人間の欲望と貨幣の作用の存在がある。そしてそれらを突き動かしているものは、経済学だけではとうてい理解できない。フロイトやラカンの精神分析、ニーチェやハイデッガーの哲学的議論、さらにウェーバーやゾンバルトの社会学―これらを総合し、資本主義の誕生から現代に至るまでの経済を、単なる経済現象としてだけでなく、人間精神の表現として捉え直す。現代資本主義を根源から批判的に考察する「精神解剖学」の試み。 |
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目次 |
序章 市場主義に抗して |