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満足の文化

ちくま学芸文庫 カ36−1

出版社名 筑摩書房
出版年月 2014年5月
ISBNコード 978-4-480-09605-0
4-480-09605-1
税込価格 1,100円
頁数・縦 212P 15cm

商品内容

要旨

ゆたかな社会を実現した先進資本主義社会では、政財官学が一体となり、ゆたかな人びとの満足度を高めるための政治が行われる。選挙で勝つために、そして最終的には超富裕層をさらに富ませるために。結果、彼らを潤す規制緩和や金融の自由化が急務となり、増税につながる福祉の充実や財政再建は放置される。経済学はトリクルダウン仮説、マネタリズム、サプライサイドエコノミクスなどで政策を正当化し、その恩恵が国全体にも及ぶかのように人びとを洗脳する。かくして度重なる選挙でも低所得層の叫びはかき消され、経済格差が固定化されていく。異端の経済学者ガルブレイスによる現代の資本論。

目次

満足の文化
満足の社会的性格―その概観
下層階級なしには社会は機能しない
課税と公共サービス―ねじれ効果
金融荒廃の放任
官僚症候群
経済学の適応
満足の外交政策―遊戯と現実
軍部の拡張
満足の政治
将来の予測
レクイエム

著者紹介

ガルブレイス,J.K. (ガルブレイス,J.K.)   Galbraith,John Kenneth
1908年カナダ生まれ。経済学者。カリフォルニア大学バークレー校を卒業後、「フォーチュン」誌編集委員などを経てハーバード大学教授、アメリカ経済学会会長、インド大使などを務める。2006年逝去
中村 達也 (ナカムラ タツヤ)  
1941年秋田市生まれ。一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。千葉大学教授、中央大学教授を経て、中央大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)