道徳と宗教の二つの源泉
ちくま学芸文庫 ヘ5-4
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2015年8月 |
ISBNコード |
978-4-480-09615-9
(4-480-09615-9) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 482P 15cm |
商品内容
要旨 |
科学的知見が急発展をとげる20世紀初頭にあって、新しい認識論を提唱しつづけたベルクソン。その主要著作4冊のうち、哲学的遺作ともいうべき本書は、これまでの思考をふまえた上で、道徳と社会を「閉じたもの」と「開かれたもの」に、宗教を「静的宗教」と「動的宗教」に分け、個人から生まれ出たエネルギーが人類全体への倫理的・宗教的行為へと向かう、真の神秘主義の可能性を問う。産業至上主義の世界が第二次大戦へと進んでいく時代の、強い危機感のなかで、アクチュアルな意識をもって執筆された著作。学芸文庫新訳。 |
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目次 |
第1章 道徳的責務(社会秩序と自然秩序 |
おすすめコメント
閉じた道徳/開かれた道徳、静的宗教/動的宗教への洞察から、個人のエネルギーが人類全体の倫理的行為へ向う可能性を問う。最後の哲学的主著新訳。