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モスクが語るイスラム史 建築と政治権力

増補

ちくま学芸文庫 ハ45−1

出版社名 筑摩書房
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-480-09738-5
4-480-09738-4
税込価格 1,320円
頁数・縦 299P 15cm

商品内容

要旨

イスラム世界においてモスクとはどういう存在なのか?それは単なる「祈りの場」ではない。人々の社交の中心であり、教育施設、宿泊所、そして政治活動の舞台など、多様な役割を担ってきた。こうして人々の生活のなかに深く根づいてきたモスクには、イスラム世界の精神性のあらゆる歴史が刻み込まれている。その建築史的変遷、社会における機能の変化をたどれば、ときには政治史の常識が覆るような発見に出会うこともある。140点の図版とともに、壮麗なモスク建築の見方を説き、イスラム世界の深層を浮き彫りにする。

目次

1 モスク入門(モスクの語源と種類
モスクの構成要素 ほか)
2 最初期のモスク―七世紀(『コーラン』の中のモスク
最初のモスク―預言者の住居 ほか)
3 古典型モスクの時代―八〜十世紀(預言者のモスク
ウマイヤ・モスク ほか)
4 多様性の時代―十一〜十四世紀(ファーティマ朝のモスク
モスクと「墓付きマドラサ」 ほか)
5 光輝の時代―十五〜十七世紀(スレイマン・モスクとオスマン朝モスク
ティームール朝とモスク ほか)
補章―二二年後(イスラーム世界再考
東南アジアと中国のモスク ほか)

おすすめコメント

モスクの変容――そこには宗教、政治、経済、美術、人々の生活をはじめ、イスラム世界の全歴史が刻み込まれている。その軌跡を色鮮やかに描き出す。

著者紹介

羽田 正 (ハネダ マサシ)  
1953年生まれ。歴史学者。東京大学東洋文化研究所所長などを経て、同研究所教授、東京大学理事・副学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)