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独学のすすめ

ちくま文庫 か55-1

出版社名 筑摩書房
出版年月 2009年11月
ISBNコード 978-4-480-42658-1
4-480-42658-2
税込価格 924円
頁数・縦 261P 15cm

商品内容

要旨

初等教育から大学まで、混迷する教育。意欲を失った子供や若者たち。学校は何のためにあるのだろうか?歴史を振り返ると、学校教育という制度は新しく、知識は「独学」によって各個人が自発的に獲得するものだった。しかも現在、IT技術の急速な進歩は時間と空間を圧縮し、「独学」の可能性はますます広がりつつある。「やる気」という視点から教育の原点に迫る。

目次

1(独学のすすめ
学ぶこころ
意欲の問題
読書について
生き方の学習
情報時代の自己教育)
2(教養とはなにか
お稽古ごと
「しごと」の意味
「問題」とはなにか
創造性というもの)
3(わがままな期待
試験の社会史
「専門」とはなにか
外国語の教育
学問の流動性
学校の意味―あとがきにかえて
あたらしい読者のために―ちくま文庫版へのあとがき)

おすすめコメント

教育の根源を問い直す―― 教育の混迷と意欲の喪失には出口が見えないが、IT技術は「独学」の可能性を広げている。「やる気」という視点から教育の原点に迫る。

著者紹介

加藤 秀俊 (カトウ ヒデトシ)  
1930年生まれ。東京生まれ。社会学博士。一橋大学を卒業後、京都大学、スタンフォード大学、ハワイ大学などで教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)