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「日本人」力九つの型

ちくま文庫 さ28−12

出版社名 筑摩書房
出版年月 2019年3月
ISBNコード 978-4-480-43589-7
4-480-43589-1
税込価格 1,045円
頁数・縦 396P 15cm

商品内容

要旨

極東の島国で資源にも乏しい日本にとって、教育こそが成功と発展の礎だった。ところが今日、事なかれ主義が横行し、いじめや学力崩壊などの現象は改善されず、「教育」は機能不全に陥っている。そもそも日本人を日本人たらしめたものとは何だったのだろうか。近代日本を果敢に生きた九人の生き方と工夫の中から、「教育力」の真髄を汲みとる。

目次

「日本人」力とは何だろうか―文庫化に寄せて
第1部 日本を教育した人々(吉田松陰と沸騰する情熱の伝播
福沢諭吉の「私立」という生き方
「夏目漱石」という憧れの構造
日本史をつなぐ司馬遼太郎)
第2部 代表的日本人(与謝野晶子の女性力
嘉納治五郎の武道力
佐藤紅緑の少年力
斎藤秀三郎・秀雄の翻訳力
岡田虎二郎の静坐力)

著者紹介

齋藤 孝 (サイトウ タカシ)  
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法。『声に出して読みたい日本語』(草思社)が話題を呼ぶ。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)