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高峰秀子ベスト・エッセイ

ちくま文庫 た74−3

出版社名 筑摩書房
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-480-43840-9
4-480-43840-8
税込価格 946円
頁数・縦 331P 15cm

商品内容

要旨

5歳から55歳まで映画界で活躍した大女優・高峰秀子。複雑な家庭事情に翻弄され、魑魅魍魎が跋扈する芸能界で波瀾の人生を歩んだ。華やかな女優業の一方で、妻として生活者として平凡な毎日を丁寧に積み重ねた。己を隠さず、他者に真っすぐ向き合い、小さな出会いに涙する―。その切れるような感性と洞察力で、生きること死ぬこと愛することの本質を衝いた、おそるべきエッセイを精選。

目次

喜(旅のはじまり
ラスト・ダンス
ヘチャプリ大王 ほか)
哀(つながったタクワン
血染めのブロマイド
勲章 ほか)
学(ピエロの素顔
ただ今自分と出会い中
夏のつぎには秋が来て ほか)
敬(菜の花
人間スフィンクス
薔薇 ほか)

出版社・メーカーコメント

複雑な家庭事情に翻弄され、芸能界で波瀾の人生を歩んだ大女優・高峰秀子。切れるような感性と洞察力で本質を衝いた、おそるべきエッセイを精選。

著者紹介

高峰 秀子 (タカミネ ヒデコ)  
1924‐2010北海道生まれ。子役時代から晩年まで一貫して日本映画界を代表する名女優として名を馳せた。出演作は300本以上。代表作に『二十四の瞳』『浮雲』『名もなく貧しく美しく』など。確かな審美眼を持ち、絵画骨董にも造詣が深い。名文家としても知られ、『わたしの渡世日記』で日本エッセイスト・クラブ賞受賞。夫は脚本家・映画監督の松山善三。養女は文筆家の斎藤明美(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)