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むしろ幻想が明快なのである 虫明亜呂無レトロスペクティブ

ちくま文庫 む7-4

出版社名 筑摩書房
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-480-43896-6
4-480-43896-3
税込価格 1,210円
頁数・縦 413P 15cm

商品内容

要旨

三島由紀夫、大島渚、寺山修司が絶賛したスポーツ評論をはじめ、映画、音楽、文芸など幅広いジャンルをテーマに上質で官能な文章を書いた異才、虫明亜呂無。戦前の職業野球への追想、岩下志麻や太地喜和子の軽妙なスケッチ、栄光と悲劇のランナー円谷幸吉・人見絹枝の美しいポルトレ、巨匠内田吐夢監督の撮影現場レポート…単行本未収録作や代表作から精選した珠玉のエッセイコレクション。

目次

1 女王と牢獄
2 芝生の上のレモン―スポーツへの誘惑
3 朽ちぬ冠―長距離走者の孤独
4 佐渡に鬼を見た―コラム「うえんずでい・らぶ」抄
5 シーレの女―「ときには馬から離れますが」「虫明亜呂無の音楽エッセイ」抄
6 殺陣の倫理―「映画評論」の時代

出版社・メーカーコメント

三島由紀夫、寺山修司に絶賛された異才の作家、虫明亜呂無。映画・音楽のコラムや渾身のスポーツ・エッセイなど珠玉の作品を収録。文庫オリジナル

著者紹介

虫明 亜呂無 (ムシアケ アロム)  
1923年、東京生まれ。作家、評論家。早稲田大学文学部仏文科卒。小説、文芸批評、映画評論、スポーツ評論、競馬エッセイ、恋愛論、映画脚本など多彩な分野で旺盛な執筆活動を行う。91年に逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)