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変動を生きのびる整体 気候、環境の変化を越えて

ちくま文庫 か48-5

出版社名 筑摩書房
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-480-44007-5
4-480-44007-0
税込価格 968円
頁数・縦 229,24P 15cm

商品内容

要旨

夏の酷暑、秋~春の極端な寒暖差。激しい気候変動の時代に身体はどんな変調をきたしてきたのか。地震などのショックによるめまい。情報社会化による息詰まり。パンデミックを始めとする社会不安。身体はどのように乗り越えていけばいいか、生きのびるための整体セルフワーク。気候と身体変動の年表付。約50年間、季節や社会環境の身体への影響を観察し整体し続けてきた著者、渾身の書き下ろし。

目次

第1章 1970~90年代 情報化と出会った身体は(時代を生きる整体
変動への予兆の時代―1970年代
“息詰まる胸”の時代がやってきた―1980年代 ほか)
第2章 身体は環境変動の最前線(21世紀 地殻変動と気候変動の中の身体
“季節外れ”に身体はどう応じるのか?
環境変動に揺れる骨盤 下支えする血海穴と足三里穴 ほか)
第3章 “身体が方舟になる”2000年代の社会変動と身体(過敏化とオタク化 情報適応/2つの方向性
小さな神々が棲む…情報生態系
環境情報への仙骨の応答・腸骨の応答 ほか)

出版社・メーカーコメント

気候変動、地震、パンデミック。この中で身体はどんな適応反応をしてきたか。どんな整体法や呼吸法で解放すればいいのか。気候と身体変動の年表付。

著者紹介

片山 洋次郎 (カタヤマ ヨウジロウ)  
1950年川崎市生まれ。東京大学教養学部中退。現在、身がまま整体 気響会主宰。20歳台半ば、自身の腰痛をきっかけに〈整体〉に出会う。その後「野口整体」の思想に触発されながら独自の整体法の技術を作り上げ、「身も心もちょっと楽になる方法」を提言している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)