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記憶の切繪図 七十五年の回想

ちくま学芸文庫 シ20−6 Math & Science

出版社名 筑摩書房
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-480-51075-4
(4-480-51075-3)
税込価格 1,210円
頁数・縦 278P 15cm

商品内容

要旨

300年以上の超難問であった「フェルマーの最終定理」が1995年A.ワイルズによって解決された。その際多大な貢献をしたのが「志村予想」であった。志村多様体論や高次虚数乗法論で知られる世界的数学者・志村五郎の自伝的随想。幼少期、学生時代、プリンストンでの研究生活、さまざまな時代の追想を交え75年の人生におけるエピソードを時に辛辣に、時に滋味深く綴る。特にアンドレ・ヴェイユ、カール・ジーゲル等、数学者との交流と評価、「志村予想」への自身唯一の言及は興味深い。

目次

切繪図の世界
茶色のランドセル
宇宙の構造
子供の悩み
中学では
終戦前後
死について
いかに学んだか
邪念と〓慢
大学の三年間
数学者としての出発
教える身になって
フランスでは
プリンストン研究所では
東京に帰って
大坂での一年
再びプリンストンに
なぜあの文章を書いたか
所かわれば
ユー・ウィル・ファインド・アウト
向う側
方程式を解くとは
知の継承が生む創造力
あの予想

出版社・メーカーコメント

世界的数学者の自叙伝。幼年時代、プリンストンでの研究生活と数多くの数学者との交流と評価。巻末に「志村予想」への言及を収録。解説 時枝正

著者紹介

志村 五郎 (シムラ ゴロウ)  
1930年静岡生まれ、東京育ち。1952年東京大学理学部数学科卒業。東京大学助教授、大阪大学教授。プリンストン高等研究所を経て、1964年プリンストン大学教授。同大学名誉教授。アーベル多様体の虚数乗法論の高次元化、アーベル多様体のモジュライ理論とモジュライに対応するCM体上のアーベル拡大を記述する保型関数を構成し、志村多様体論を展開。アメリカ数学会コール賞(数論部門)、アメリカ数学会スティール賞(生涯の業績部門)、朝日賞、藤原科学財団藤原賞他受賞。2019年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)