新・建築入門 思想と歴史
ちくま学芸文庫 ク18−2
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2022年3月 |
ISBNコード |
978-4-480-51092-1
(4-480-51092-3) |
税込価格 | 1,210円 |
頁数・縦 | 224P 15cm |
商品内容
要旨 |
建築は、一見すると哲学とも思想とも関係のない即物的なもので、定義など簡単にできそうである。ところが、建築ほど定義しづらいものはない―。20世紀末、構築的なものへの批判に晒され混乱をきわめた「建築とは何か」という問いに、著者は建築史と思想史を縒り合わせながら、真正面から立ち向かう。一本の柱が原野に立てられた太古から、ゴシック、古典主義、ポストモダニズム建築まで。建築様式の歴史的変遷の背後にはどのような思想があったのか。本書は、ひとつひとつ思考を重ねつつ、歴史的視座を与えようとした意欲的主著である。著者自身による自著解説を付した、待望の文庫版。 |
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目次 |
第1章 建築の危機 |
出版社・メーカーコメント
「建築とは何か」という困難な問いに立ち向かい、建築様式の変遷と背景にある思想の流れをたどりつつ、思考を積み重ねる。書下ろし自著解説を付す。