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『歎異抄』講義

ちくま学芸文庫 ア9-10

出版社名 筑摩書房
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-480-51132-4
4-480-51132-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 542P 15cm

商品内容

要旨

『歎異抄』は親鸞の弟子・唯円が、親鸞の死後、師の教えとは異なる解釈が弟子たちの間から出てきたことを歎き、親鸞の教えを再確認するために記したもの。親鸞、そしてその師・法然の教えのエッセンスが詰まった重要な一書であるが、その内容を理解するのはひじょうに難しい。それは、世間の常識では理解しがたい宗教の論理で全編が貫かれているからだ。本書はその宗教の論理を理解し、教えが自分のものになるようにと、碩学が一般読者に向けて行った読書会の記録。懇切丁寧な説明はもちろんのこと、参加者からの質問や感想が、浄土仏教の理解を大いに助けてくれる。

出版社・メーカーコメント

参加者の質問に答えながら碩学が一字一句解説した『歎異抄』入門の決定版。読めばなぜ南無阿弥陀仏と称えれば浄土に行けるのかが心底納得できる。

著者紹介

阿満 利麿 (アマ トシマロ)  
1939年生まれ。京都大学教育学部卒業後、NHK入局。社会教養部チーフ・ディレクター、明治学院大学国際学部教授を経て、明治学院大学名誉教授、連続無窮の会同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)