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ポパー

第2版

ちくま学芸文庫 コ54-1

出版社名 筑摩書房
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-480-51249-9
4-480-51249-7
税込価格 1,760円
頁数・縦 459,20P 15cm
シリーズ名 現代思想の冒険者たち

商品内容

要旨

ウィーン出身の哲学者カール・ポパー(1902‐1994)。その思想は「批判的合理主義」として知られ、主として科学哲学や政治哲学の領域でこれまでに大きな影響を与えてきた。だが、この「知の巨人」の反証主義などの思想はたびたび誤解され、批判にもさらされてきた。本書は、ポパーを最も深く、かつ正確に理解する著者がそうした誤解を正し、ポパーの明晰さそのままに知の体系を解説するものである。『開かれた社会とその敵』の新訳も担当した著者による、いちばん信頼できる伝記として、また専門的見地に基づいたポパー哲学全体を俯瞰できる最良の入門書としても広く読まれてきた定番書、待望の改訂版。

目次

第1章 若きポパー
第2章 反証主義
第3章 社会科学の方法
第4章 開かれた社会とその敵
第5章 思想の冒険―論争の哲学
第6章 オープン・ユニヴァース
第7章 倫理

出版社・メーカーコメント

哲学者ポパーの信頼できる伝記として、また最新研究に基づくポパー哲学全体を俯瞰できる最良の入門としても広く読まれてきた定番書、待望の第2版。

著者紹介

小河原 誠 (コガワラ マコト)  
1947年生まれ。東北大学大学院博士課程退学。専攻は現代哲学。鹿児島大学教授、北里大学教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)