• 本

女は見えない

出版社名 筑摩書房
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-480-81693-1
4-480-81693-3
税込価格 1,980円
頁数・縦 249P 19cm

商品内容

要旨

七海なな、前田敦子、Dr.ハインリッヒ、丸サ進行、愛子内親王。愛が消費と常に癒着する。そのシステムの中で、人はよく生きることができるのか。すばるクリティーク賞を受賞した新鋭のデビュー批評集。

目次

「貨幣」と「娼婦」の話―まえがきにかえて
1 七海ななについて知っているいくつかのこと
2 あの頃の前田敦子
3 Dr.ハインリッヒの漫才を見るためには
4 「丸サ進行」と反復・分割の生
5 「推せ」ない「萌え」ない愛子さま
補論 「東京の男の子」の悩み事
これまでとこれからのこと―あとがきにかえて

出版社・メーカーコメント

七海なな、前田敦子、Dr.ハインリッヒ、丸サ進行、愛子内親王--。愛と消費の癒着を生きる者たちの声を聞く、新鋭批評家のデビュー作。桜庭一樹氏推薦!

著者紹介

西村 紗知 (ニシムラ サチ)  
1990年、鳥取県生まれ。東京学芸大学教育学部芸術スポーツ文化課程音楽専攻(ピアノ)卒業。東京藝術大学大学院美術研究科芸術学専攻(美学)修了。「椎名林檎における母性の問題」(「すばる」2021年2月号)で「すばるクリティーク賞」を受賞した。本書がはじめての著作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)