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隣の国のことばですもの 茨木のり子と韓国

出版社名 筑摩書房
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-480-82381-6
4-480-82381-6
税込価格 2,420円
頁数・縦 288,9P 20cm

商品内容

要旨

なぜハングルを学び、韓国現代詩の紹介に尽力したのか。『倚りかからず』の詩人に新しい光を当てる意欲作。

目次

第1部 終戦と詩作のはじまり(同人誌
第一詩集『対話』)
第2部 対話から広がる世界(対話のはじまり
他者について)
第3部 茨木のり子とハングル(ハングルを学ぶ動機
時代背景と茨木のり子の韓国への態度)
第4部 現代韓国との対話(『韓国現代詩選』を編む
韓国における茨木のり子)

出版社・メーカーコメント

軍国少女だった反省から何にも「倚りかからず」生きようとうたった詩人が、ハングルを学び韓国現代詩の編訳まで手掛けたのはなぜか。

著者紹介

金 智英 (キム ジヨン)  
1984年韓国ソウル市生まれ。2007年韓国明智専門大学文芸創作科卒業。2014年大東文化大学文学部日本文学科卒業、2016年立教大学大学院文学研究科比較文明学専攻博士前期課程修了。修士論文は「尹東柱(ユン・ドンジュ)の翻訳問題からみる日韓関係」。2019年同後期課程修了。博士論文は「茨木のり子における韓国」。現在、立教大学兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)