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王を殺した豚王が愛した象 歴史に名高い動物たち

出版社名 筑摩書房
出版年月 2003年4月
ISBNコード 978-4-480-85774-3
4-480-85774-5
税込価格 2,640円
頁数・縦 279P 20cm

商品内容

要旨

エデンの園の蛇から、トロイアの木馬、ハンニバルの象、デューラーの犀、ミッキーとドナルド、クローン羊ドリーまで―フランスの紋章学の鬼才が描き出す、人間の歴史と文化を彩った有名な動物たちのドラマ。尽きせぬ味わいを秘めた歴史絵巻。

目次

原罪の蛇(『創世記』三章一‐十五節)
ノアの箱船の動物たち(『創世記』六章九節‐九章十七節)
ラスコーの動物壁画(一七〇〇〇年前)
ミノタウロス(ギリシア神話)
トロイアの木馬(ギリシア神話)
バラムの雌ロバ(『民数記』二十二章五節‐二十五章二十五節)
ヨナの鯨(『ヨナ書』一章一節‐四章十一節)
ローマの雌狼(紀元前八世紀)
カピトリウムの鵞鳥(紀元前三九〇年)
ハンニバルの象(紀元前二一八‐二〇二年)〔ほか〕

おすすめコメント

原罪の蛇、ノアの箱舟の動物たち、ラスコーの動物壁画、ミノタウロス、トロイアの木馬、ハンニバルの象、ルナール狐、テディベア、ミッキーとドナルド、ネス湖のネッシー・・・。世界史を華麗に彩った動物たちを、フランスの紋章学の鬼才が描き出す、味わい深い歴史絵巻。

著者紹介

パストゥロー,ミシェル (パストゥロー,ミシェル)   Pastoureau,Michel
1947年生まれ、古文書学校卒。高等実習研究院第四部門教授。紋章学、色彩・動植物の歴史人類学専攻
松村 恵理 (マツムラ エリ)  
1962年生まれ、美術史家・翻訳家。ジャポニスム・近代装飾美術史専攻
松村 剛 (マツムラ タケシ)  
1960年生まれ、東京大学大学院助教授。中世フランス文献学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)