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青の歴史

出版社名 筑摩書房
出版年月 2005年9月
ISBNコード 978-4-480-85781-1
4-480-85781-8
税込価格 4,730円
頁数・縦 249P 図版16P 22cm

商品内容

要旨

ギリシャ・ローマの人々にとって、青は不快な野蛮の色だった。現代では、青は、最も好まれる色として勝利を収めている。フランスの紋章学の鬼才・パストゥローが、古代社会から現代にいたる青の“逆転の歴史”を、聖母崇拝と青、フランス王家の紋章への青の採用、宗教改革以後の倫理規範と青、さらにはジーンズと青など、西洋史のなかの興味深いエピソードとともに鮮烈に描き出す。

目次

第1章 控えめな色―起源から十二世紀まで(白とそれに対立する二色
青く染める―タイセイとインジゴ ほか)
第2章 新しい色―十一‐十四世紀(聖母の役割
紋章の証言 ほか)
第3章 道徳的な色―十五‐十七世紀(奢侈法と服飾規則
規定された色と禁じられた色 ほか)
第4章 お気に入りの色―十八‐二十世紀(青対青―青色染料(パステル)とインジゴの闘い
新しい顔料―プルシアン・ブルー ほか)

出版社
商品紹介

ギリシア・ローマの人々にとって、青は不快な野蛮の色だったが現代では最も好まれる色となっている。青の〈逆転の歴史〉をたどる。

著者紹介

パストゥロー,ミシェル (パストゥロー,ミシェル)   Pastoureau,Michel
1947年生まれ、古文書学校卒、高等実習研究院第四部門教授。紋章学、色彩・動植物の歴史人類学専攻
松村 恵理 (マツムラ エリ)  
1962年生まれ、学習院大学大学院博士前期課程修了、ジャポニスム・近代装飾美術史専攻。主要著書『壁紙のジャポニスム』(思文閣出版、ジャポニスム学会賞受賞)
松村 剛 (マツムラ タケシ)  
1960年生まれ、東京大学大学院助教授、中世フランス文献学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)