• 本

建築家は住まいの何を設計しているのか

出版社名 筑摩書房
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-480-87412-2
4-480-87412-7
税込価格 1,980円
頁数・縦 232P 19cm

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要旨

リモートワークの普及により住宅需要に変化が見られる。ワークスペースなどを重視して建築家に設計を依頼する、戸建の注文住宅が人気のようだ。その際、建築家と施主が打ち合わせを繰り返していくわけだが、間取りや天井の高さなどに対する施主の思い込みと建築家の意見が食い違うことがよくあるという。本書では、一般的な戸建住宅を設計する建築家たちの「視点」にフォーカスし、「快適な住まい」の本質的なあり方を浮かび上がらせている。独自の感性と思考を駆使して施主が満足する住まいを作り上げる建築家は、単なる「空間の広さ」「天井の高さ」「動線の効率」といった多くの人々が重視するであろう要素に必ずしもこだわらないようだ。施主が気づかない、暮らしを豊かにするためのアイデアを組み合わせながら、より良い住宅をつくっていく。著者は建築専門誌『建築知識』元編集長。編集者として建築・インテリア・家づくり関連の書籍、ムックの編集に多数たずさわる。現在はフリーの編集者として活躍している。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2023年2月15日]

商品内容

要旨

居心地の良い住まいを水面下で支えている、目からうろこの着眼と洞察!

目次

彼らの視点(手がかりは納まりの良し悪し(広さ)
天井が低くてなぜ悪い(高さ)
豊かさを広げる技術(動線)
誰も知らない場所だからこそ(寝室)
縄張りは六歳からつくる(子供部屋) ほか)
これも、住まいのかたち(いまどきの来客応対(玄関)
ガラスの壁の意味するところ(窓)
見えないものをデザインするには(冷暖房)
名前はまだない(半屋外)
平らの誘惑(家具) ほか)

出版社・メーカーコメント

理想を叶えながら、素人には思いもよらないアイデアを提供することで、暮らしのアベレージをグッとあげる建築家たちを取材した。彼らがつくる快適な住まいとは。