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わっしょい!妊婦

出版社名 CEメディアハウス
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-484-22234-9
4-484-22234-5
税込価格 1,870円
頁数・縦 309P 19cm

商品内容

要旨

この社会の中での初期妊婦の居づらさはいったい何だろうか。しかし、そのことにいきりたったり、疑問を呈したりする余裕もなく、初期の数週間はとにかくこの具合の悪さをどうにかせねば、生きてゆくことすらままならない。私もこれまで、彼女たちを透明にさせていた人間のうちの一人だった。

目次

1 産む、産まない、できる、できない―0週
2 つわり、あるいは限りなく透明に近い妊婦―7週
3 命の選別?出生前診断―11週
4 仁義なき夫婦の戦い―16週
5 女児事変―20週
前日譚 産むのを手放した時のこと
6 母性
7 准弱者である自分を認める―24週
8 乳首と格闘する日々―28週
9 わっしょい!陣痛!―36週
10 わっしょい!!出産!!―40週

出版社・メーカーコメント

ホルモン、恐ろしい子!一体お前は何者なのだ。――「私(I)」の体験をとおして、「私たち(We)」を書く。SFの話題作『ピュア』の著者による、大爆笑(そして社会派)出産体験記。女の人生は大河ドラマのごとし。産む、産まない、できる、できない。それぞれの帰路に立ちながら、みんなが最良と思える選択をし、必死で生きている。そんななか、おおよそ「ママタイプ」からはかけ離れたひとりの女が、子を産むことになった。ふんわり、ほんわか、ピンク色。そんな妊婦像にはうんざりだが、母子手帳は等しくダサい。優生思想を否定しながら「出生前診断」を受ける私の自己矛盾に悩み、それでも妊婦の食欲には逆らいがたく、診察台のうえで待機中にこっそりと鯖の一本寿司をむさぼり食う。そして、段取りしていた理想の出産は、分娩直前のコロナ罹患によって、なに一つ計画通りにはいかなかった!

著者紹介

小野 美由紀 (オノ ミユキ)  
作家 1985年東京生まれ。ウェブメディア・紙媒体の両方で精力的に執筆を続けながら、SFプロトタイパーとしてさまざまな企業と協業しSF作品を執筆している。著書は韓国やイタリア、台湾などさまざまな国で翻訳されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)