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時実新子のだから川柳

望星ライブラリー vol.9

出版社名 東海教育研究所
出版年月 2008年3月
ISBNコード 978-4-486-03197-0
4-486-03197-0
税込価格 2,530円
頁数・縦 254P 21cm

商品内容

要旨

人々の日々の喜び、哀しみから生まれる川柳。その川柳が、この師のもとに届けられ、読まれたときに何が起きるか…。ともに喜び、ともに哀しみ、その上でさらに大きく目を見開いて明日へ歩めと、みんなに向かって、他人事でなく励ます声が返ってくる。在りし日の時実新子の選句エッセイ―。文芸を超えた「人生の応援歌」が、ここにある。

目次

第1章 恋(母
雨 ほか)
第2章 爪(子
朝 ほか)
第3章 傾く(満ちる
房 ほか)
第4章 脈(霜
氷 ほか)
第5章 私と人生と川柳(講演・インタビュー・エッセイ)(川柳人生・ペン人生
「私」と「人生」と「川柳」と ほか)

おすすめコメント

月刊「望星」に8年間連載された珠玉の選句エッセイ。 人々の日々の喜び、哀しみから生まれる川柳。投稿されたその川柳に、この師が応える…在りし日の時実新子の選句エッセイが、文芸を超えた「人生の応援歌」に。

著者紹介

時実 新子 (トキザネ シンコ)  
1929年(昭和4年)岡山県上道郡九蟠村(現・岡山市)に生まれる。41年旧制岡山県立西大寺高等女学校入学。46年、時実雅夫と結婚。55年「川柳ふあうすとひめじ」の会に初参加し、川柳作家川上三太郎に師事。63年第一句集『新子』を刊行。73年独立し、75年個人誌・季刊『川柳展望』を創刊。84年『時実新子一萬句集』。85年夫死去。87年曾我六郎と結婚。句集『有夫恋』がベストセラーとなる。96年『時実新子の月刊川柳大学』を創刊。99年『時実新子1955~1998全句集』。2007年3月10日、肺がんのため死去。七十八歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)