• 本

アンゲラ・メルケル 東ドイツの物理学者がヨーロッパの母になるまで

出版社名 東京書籍
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-487-81469-5
4-487-81469-3
税込価格 1,980円
頁数・縦 311P 19cm

商品内容

要旨

東西冷戦下の東ドイツで物理学者として出発し、その後、ドイツ政界の権力闘争を勝ち上がり、さらにヨーロッパの盟主として長きにわたり存在感を示し続けたアンゲラ・メルケル。信仰と科学、「女帝」と「母(Mutti)」、マキャベリズムとリゴリズム…、さまざまな側面が共存するその多面的な半生を、シモーヌ・ヴェイユ賞を受賞したフランス人ジャーナリストが、多くの関係者の証言とともに、圧巻の筆致で描いた本格評伝。

目次

メルケルは去っていく
アンゲラのエゴはどこに?
独特のライトブルー
故郷テンプリンとNATOの町ブリュッセル
ミス・カスナーからドクトル・メルケルへ
政治の世界へ
バルト海の修業
メルケルの小屋
ブロイエルさんのお茶の時間
シリアルキラー物語―蹴落とされた男たち
ガールズ・キャンプ
首相官邸の三人の女性たち
グローバル・ムッティ(お母さん)
メルケルと四人のフランス大統領
二〇一六年、annus(アヌス) horribilis(ホリビリス)(ひどい年)
最後のメルケル
マクロン語る
「幸福なドイツ」の首相
Tsch¨uss(バイバイ)メルケル

著者紹介

ヴァン・ランテルゲム,マリオン (ヴァンランテルゲム,マリオン)   Van Renterghem,Marion
1964年、パリ生まれ。ジャーナリスト、『ル・モンド』元記者。2018年、Angela Merkel,l’ovni politique(『アンゲラ・メルケル―政界に降り立ったUFO』2017年)でシモーヌ・ヴェイユ賞を受賞
清水 珠代 (シミズ タマヨ)  
翻訳家。上智大学文学部フランス文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)