• 本

安吾探偵控

創元クライム・クラブ

出版社名 東京創元社
出版年月 2003年9月
ISBNコード 978-4-488-01295-3
4-488-01295-7
税込価格 1,980円
頁数・縦 359P 20cm

商品内容

要旨

下宿屋の主人から家出娘の捜索を頼まれた坂口安吾は、行方を捜すうち殺人事件に遭遇する。殺害されたのは酒造業を営む紅家の婿養子で、現場は雪に囲まれ、一種の密室状況を呈していた。“お家さん”と呼ばれる寝たきりの老婆と個性的な三姉妹が暮らす、十何代も続く女系一族の紅酒造で勃発した奇怪な連続殺人。犯人は一族の者か、酒蔵に集う杜氏か。凶行前に現れた片腕の男の正体は。国税庁の役人の事故死は紅家の惨劇と関係があるのか。雪降り積もる戦前の京都を舞台に、坂口安吾と鉄管小僧が挑む。著者が新境地を拓いた意欲的な長編本格推理。

出版社
商品紹介

酒造業を営む紅家の婿養子が殺害された。犯人は謎めいた3姉妹か、酒蔵に集う杜氏か。戦前の京都で名探偵と鉄管小僧が連続殺人に挑む長編推理。

著者紹介

野崎 六助 (ノザキ ロクスケ)  
1947年東京生まれ。多岐に亙る評論活動を展開し、92年には『北米探偵小説論』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。また94年には『夕焼け探偵帖』で小説家としてもデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)