月の山脈と世界の終わり 下
創元海外SF叢書 10 大英帝国蒸気奇譚 3
| 出版社名 | 東京創元社 |
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| 出版年月 | 2016年1月 |
| ISBNコード |
978-4-488-01459-9
(4-488-01459-3) |
| 税込価格 | 2,200円 |
| 頁数・縦 | 365P 20cm |
| シリーズ名 | 月の山脈と世界の終わり |
商品内容
| 要旨 |
因縁の東アフリカに到着した1863年のバートンは、旧友にして宿敵であるスピークとツェッペリン伯爵が率いるプロイセン隊を追い、聖地“月の山脈”を目指す。一方、世界が戦火に包まれた20世紀では、フリードリッヒ・ニーチェのドイツ軍とアレイスタークロウリーの英国軍の最終決戦が始まろうとしていた。2つの時間線が交わるとき、最悪の時空パラドックスを招いた事件の真相がついに明らかに。悲惨な運命を断ち、この世界に正常な時間の流れを取り戻すためバートンがくだす決断とは? |
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おすすめコメント
19世紀のバートンが〈月の山脈〉を目指す一方、世界終末戦争のさなかの20世紀では、フリードリッヒ・ニーチェのドイツ軍とアレイスター・クロウリーの英国軍の最終決戦が始まろうとしていた。二つの時間線が交わるとき、すべての真相が明らかに――怪人「バネ足ジャック」が引き起こした時間パラドックスは、人類滅亡の危機だけでなく時空構造の致命的な歪みをも招いていたのだ。悲劇を阻止すべく、バートンがくだす決断とは? 解説=渡邊利道