流星と桜
| 出版社名 | 東京創元社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2026年3月 |
| ISBNコード |
978-4-488-02945-6
(4-488-02945-0) |
| 税込価格 | 2,310円 |
| 頁数・縦 | 374P 19cm |
NetGalley 会員レビュー
おすすめ度 親の心、子知らず……けれど、親は自分の何気ない一言、ちょっとした表情がどんなに子どもを傷つけているかを知らないのだ……。それがささいな行き違いに過ぎないとしても、深く傷ついてしまう子どもはいるのだ。おとなになっても疼き続ける傷を、治せる出会いがあって本当によかった!これからしっかりと足をつけて、そして自由に生きて行けるね。
おすすめ度 すっと筋の通った大和撫子のような物語でした。歌舞伎の家の子の清香と、呉服屋の娘の桜子。全寮制女子高の先輩後輩が8年ぶりに再会し、探偵事務所で一緒に働くところから始まるストーリー。歌舞伎の家や呉服屋の家に生まれたという、今時分あまりお目にかかれない、家というものに縛られているメインのキャラクター二人の設定がまずとてもいいなと思いました。楚々とした魅力たっぷりのヒロインたちが、探偵事務所に持ち込まれる問題を解決しながら自分たちの問題にも向き合っていく。探偵事務所に持ち込まれる問題の謎解きも面白かったし、作中に出てくる歌舞伎の話も面白かったし、なによりヒロイン二人が自分に向き合った先の結末がすっと胸のすくようなもので、よかったです。この本、面白かったよ!と、自然に人に薦めたくなるような一冊でした。
おすすめ度 歌舞伎を見てみたくなりました。興味を持った。歌舞伎に見立てながらの人物考察はなかなか楽しい。探偵というミステリー要素もありながら自分たちの家族に捕らわれている人生への謎解きもあり、読み応えたっぷりでした。自分の期待していた答えと違っても、それでも前に進んでいける。だから聞きにくいことも避けずに聞いておこうと思える。 上記レビューの提供元:NetGalley(株式会社メディアドゥ) NetGalleyとは、本を応援するWEBサイトです。 |
商品内容
| 要旨 |
女子高時代に孤独な桜子に寄り添ってくれた、憧れの先輩で歌舞伎役者の娘・清香。真昼でもなお輝きを失わない流星のようだったその人は、八年後に浅草で偶然再会した時、探偵となっていた。清香は、親に薦められるまま見合い結婚をしようとしていた桜子の鬱屈を見抜き、自分の探偵事務所で働かないかと誘う。探偵助手となった桜子と清香は、依頼人の相談に真摯に対応する。やがて彼女たちは、どこか歌舞伎の演目を連想させる奇妙な謎を通し、自分たちの過去や秘めた想いにも向き合うことになる…。新境地を開いた実力派作家が、人の心の謎解きを描き、女性私立探偵の系譜に新たな風を吹き込む傑作ミステリ。 |
|---|




出版社・メーカーコメント
女子高時代に孤独な桜子を照らしてくれた、憧れの先輩で歌舞伎役者の娘・清香。真昼でもなお輝きを失わない流星のようだったその人は、8年ぶりに浅草で偶然再会した時、探偵となっていた。清香は、ある過去の出来事から鬱屈を抱える桜子の悩みを見抜き、自身の経営する探偵事務所で助手として働かないかと誘う。桜子は清香の元で働くことになるが、やってくる依頼人の相談事は「歌舞伎座に芝居を見に行った帰りに、必ず誰かに跡をつけられるんです」など、なぜか清香の愛する歌舞伎の演目を連想するような、奇妙な謎ばかりで……。歌舞伎に見立てられた人の心の謎解きと女性たちの成長を描く、傑作ミステリ。