写楽百面相
創元推理文庫 Mあ1−19
出版社名 | 東京創元社 |
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出版年月 | 2024年9月 |
ISBNコード |
978-4-488-40231-0
(4-488-40231-3) |
税込価格 | 1,100円 |
頁数・縦 | 377P 15cm |
商品内容
要旨 |
時は寛政の改革の頃。川柳句集の板元の若旦那・花屋二三は、馴染みの芸者・卯兵衛との逢引の折に見た、謎の絵師が描いた強烈な役者絵に魅入られる。二三がその絵師・写楽の正体を探っていくと、卯兵衛の失踪など身辺で次々と奇怪な出来事が。二三はそれらの謎も追う中で、蔦屋重三郎、十返舎一九、葛飾北斎、松平定信らと関わり、やがて幕府と禁裏を揺るがす大事件に巻き込まれる。 |
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出版社・メーカーコメント
寛政の改革の世。川柳句集の版元の若旦那・花屋二三は、馴染みの芸者・卯兵衛の部屋で見た、謎の絵師が描いた強烈な役者絵に魅入られる。二三は絵に残された落款を頼りに、その絵師・写楽の正体を探っていくが、鳥居前に消えた足跡や、卯兵衛の失踪など次々と奇怪な事件が起きてしまう。二三は事件の謎も追う中で、蔦屋重三郎、十返舎一九、葛飾北斎、松平定信たちと関わっていく。やがて、幕府と禁裏を揺るがす大事件に巻き込まれることに……。浮世絵、川柳、黄表紙、芝居、手妻、からくりなど江戸の文化や粋に彩られた、傑作長編ミステリ。