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戯作・誕生殺人事件

創元推理文庫 Mつ1−10

出版社名 東京創元社
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-488-40523-6
4-488-40523-1
税込価格 1,144円
頁数・縦 466P 15cm

商品内容

要旨

東京から北関東に移住した、牧薩次とキリコ夫妻。キリコは高齢出産を決意し、地元の中学生・美祢に住み込みで家事を手伝ってもらっている。臨月間近の秋祭の日に届けられたミステリの生原稿が、新たな事件をもたらし―。台風が襲来した夜、海外出張で薩次不在のなか、大きなお腹を抱え難事件解決に挑むキリコ。『仮題・中学殺人事件』にはじまる“ポテトとスーパー”最終巻。

出版社・メーカーコメント

東京から北関東へ移住した、ミステリ作家の牧薩次とキリコ夫妻。キリコは、地元の中学生・美祢に住み込みで手伝いをしてもらいながら、高齢出産を決意。やがて臨月間近の秋祭のさなか、キリコに「戯作の殺人」と題する生原稿が手渡される。担当の助産師の息子が書いたミステリ作品らしい。それが、キリコたちに新たな事件をもたらすことになろうとは−−。薩次が北京に出張する中、大きなお腹をかかえ難事件に挑むキリコ。台風の来襲、そして陣痛、さらに牧家を狙う怪しい影……、シリーズ最終巻、待望の文庫化。

著者紹介

辻 真先 (ツジ マサキ)  
1932年愛知県生まれ。名古屋大学卒。NHK勤務後、『鉄腕アトム』『サザエさん』『サイボーグ009』『デビルマン』『Dr.スランプ アラレちゃん』など、アニメや特撮の脚本家として幅広く活躍。72年『仮題・中学殺人事件』でミステリ作家としてデビュー。現在でもTVアニメ『名探偵コナン』の脚本を手掛けるほか、大学教授として後進の指導にあたっている。82年『アリスの国の殺人』が第35回日本推理作家協会賞を、2009年に牧薩次名義で刊行した『完全恋愛』が第9回本格ミステリ大賞を受賞。19年に第23回日本ミステリー文学大賞を受賞。20年刊行の『たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説』は、年末ミステリランキング3冠を達成する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)