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京都東山美術館と夜のアート

創元推理文庫 Mた8−5

出版社名 東京創元社
出版年月 2019年1月
ISBNコード 978-4-488-41215-9
4-488-41215-7
税込価格 880円
頁数・縦 301P 15cm

商品内容

要旨

学芸員志望の神戸静河が、ようやく就職できたのは地元の市立美術館の警備員。巡回などの通常業務をこなしつつ、何かあるたびに駆り出されては対処に当たるのがオシゴトだ。深夜の庭園で不審な男に遭遇したり、写楽の作だという可能性の浮世絵が出てきたり、失われた御神刀が展示が縁で発見されたり…。京都を舞台に、美術にまつわる謎と女子警備員の活躍を描く連作ミステリ。

おすすめコメント

神戸静河は学芸員志望だったものの、唯一入り込めたのはイチビこと、地元の市立美術館の警備員のみ。警備システムの解除や、正面玄関の開錠など、美術館スタッフたちを迎えるためにいち早く出勤しなければならない。これがわたしたち、女性警備員のオシゴトでもある――。深夜に美術館前の庭園で遭遇した不審な男の正体とは? 巡回中の展示室で見た浮世絵が新発見の写楽? 展示物の紹介が縁で神社の失われた刀剣がひょっこり登場したが……などなど、地道な警備のオシゴトと、美術ミステリのコラボレーション! ミステリーズ!新人賞受賞作家が、京都の町と美術館を舞台に描く、連作短編集。

著者紹介

高井 忍 (タカイ シノブ)  
1975年京都府生まれ。立命館大学卒業。2005年「漂流巌流島」が綾辻行人、有栖川有栖両氏に絶賛され、第2回ミステリーズ!新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)