
慟哭
創元推理文庫
| 出版社名 | 東京創元社 |
|---|---|
| 出版年月 | 1999年3月 |
| ISBNコード |
978-4-488-42501-2
(4-488-42501-1) |
| 税込価格 | 858円 |
| 頁数・縦 | 418P 15cm |
書店レビュー
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- 平山書店 (秋田県大仙市)
読後、軽いめまいを感じた。思わず前のページを繰っていた。あまりにも「意外な犯人」に衝撃を受け、しばらく呆然とせざるを得なかった。本作は、警察の捜査と、犯人が新興宗教にのめりこんでゆく姿とが交互に展開される形で進行する。ミステリーの場合、内容の鍵となるのは、犯行の動機というか、犯人の心の闇の部分であり、その部分が読者にとって納得のいくものであるとき、その作品は成功を担保される。その意味、読者への裏切りともとられかねないラストでの大転回も、作品の完成度の前には、傷として感じることはないだろう。(nori)
(2005年11月17日)
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商品内容
| 要旨 |
連続する幼女誘拐事件の捜査は行きづまり、捜査一課長は世論と警察内部の批判をうけて懊悩する。異例の昇進をした若手キャリアの課長をめぐり、警察内に不協和音が漂う一方、マスコミは彼の私生活に関心をよせる。こうした緊張下で事態は新しい方向へ!幼女殺人や怪しげな宗教の生態、現代の家族を題材に、人間の内奥の痛切な叫びを、鮮やかな構成と筆力で描破した本格長編。 |
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おすすめコメント
連続する幼女誘拐事件の捜査が難航し、窮地に立たされる捜査一課長。若手キャリアの課長を巡って警察内部に不協和音が生じ、マスコミは彼の私生活をすっぱ抜く。こうした状況にあって、事態は新しい局面を迎えるが……。人は耐えがたい悲しみに慟哭する――新興宗教や現代の家族愛を題材に内奥の痛切な叫びを描破し、話題を集めた、鮮烈なるデビュー作。