• 本

血染めの旅籠 月影兵庫ミステリ傑作選

創元推理文庫 Mな5−1

出版社名 東京創元社
出版年月 2019年8月
ISBNコード 978-4-488-42521-0
4-488-42521-6
税込価格 1,430円
頁数・縦 564P 15cm

商品内容

要旨

徳川11代将軍家斉の時代。時の老中・松平信明を伯父にもつ、明朗な青年剣士・月影兵庫。彼は伯父の秘命を帯びた道中や、相棒の安との旅路で事件に遭遇する度に、鋭い洞察と武芸を駆使して謎を解く。大雨で足止めを食らった人々が滞在する旅籠で、殺人が起こる「血染めの旅籠」。盗賊が豪商から盗んだ千両箱の在処を探す「偉いお奉行さま」など、剣豪小説の名手が贈る傑作17編。

おすすめコメント

徳川11代将軍家斉の時代。時の老中・松平伊豆守信明を叔父にもつ、気ままで人懐っこい青年剣士・月影兵庫。彼は叔父の秘命を受けた旅の途中で事件に遭遇する度に、鋭い洞察と上段霞斬りを始めとした武芸を駆使し、解決していく。大雨で足止めを食らった人々が滞在する旅籠で、殺人が起こる「血染めの旅籠」。盗賊が豪商から盗み出した千両箱の在処を探す「偉いお奉行さま」。行方不明だった町一番の美人が、4年ぶりに帰還。それを機に奇怪な殺人が起こる「帰ってきた小町娘」など、傑作17編。

著者紹介

南條 範夫 (ナンジョウ ノリオ)  
1908年東京府生まれ。東京帝大法学部、経済学部卒。51年、「出べそ物語」で週刊朝日懸賞小説に入選しデビュー。56年「燈台鬼」で第35回直木賞を、82年『細香日記』で第16回吉川英治文学賞を受賞。2004年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)