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名探偵・森江春策

創元推理文庫 Mあ9−7

出版社名 東京創元社
出版年月 2017年8月
ISBNコード 978-4-488-45607-8
4-488-45607-3
税込価格 1,056円
頁数・縦 413P 15cm

商品内容

要旨

探偵小説に夢中の小学生・森江春策は、ある夕刻に見かけた洋館で、謎の紳士と少女をめぐる不思議な事件に巻き込まれ、初めて“推理”を披露した―その後も密室殺人に首なし死体、鉄壁の不在証明などの多種多彩な不可能犯罪に遭遇する彼が、平凡な少年から名探偵へと成長を遂げてゆく道程を年代記形式で描く本格ミステリ読者必読の連作短編集。

おすすめコメント

レトロな探偵小説に熱中する小学生・森江春策は、ある日黄昏の車窓から見つけた《電氣世界館》の看板に惹かれ、謎の館と老紳士を巡る大冒険を体験した。その後も“存在しない13号室”の謎に挑み、大学の級友の依頼で下宿館の密室殺人の真相を見抜き、新聞記事の取材で訪れた廃ホテルの生首の謎を解く――ある名探偵が遭遇してきた数々の不可能犯罪を年代順に収めた、多彩なシチュエーションとトリックの限りを尽くすマニア必読の一冊! ※『少年は探偵を夢見る』改題・文庫化。

著者紹介

芦辺 拓 (アシベ タク)  
1958年大阪府生まれ。同志社大学卒。86年「異類五種」で第2回幻想文学新人賞に佳作入選。90年『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)