放課後の名探偵
創元推理文庫 Mい10−3
出版社名 | 東京創元社 |
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出版年月 | 2018年9月 |
ISBNコード |
978-4-488-46513-1
(4-488-46513-7) |
税込価格 | 748円 |
頁数・縦 | 252P 15cm |
商品内容
要旨 |
高校生活も残りわずかとなった三年生の秋。姉への依存症を克服し新たな目標へと邁進する中葉悠介と、名探偵という能力をひた隠しにしながらも充実した生活を送る蜜柑花子。彼らを巡る四つの事件を、犯人(?)側の視点で描く。それぞれの出来事が繋がり、思わぬ事態が展開していく怒涛の二日間の最後に、蜜柑はどんな景色を見るのか?爽やかな読み味が魅力のシリーズ第二弾。 |
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おすすめコメント
姉への依存症を克服した中葉悠介は、名探偵・蜜柑花子と親交を深め刑事になる夢の実現に邁進していた。そんな学校生活の中でもトラブルは潜んでいる――。体育の授業前の更衣室で中葉が落としたある物から、知らぬ間に想定外のトラブルへと繋がっていく「ルサンチマンの行方」。中葉と蜜柑の所属するミステリ研究会会長が思い描く、理想のダイイング・メッセージの定義「オレのダイイング・メッセージ」など、犯人(?)側視点から描いた全四編。蜜柑花子の鋭利な推理と、高校生らしいあわただしくも爽やかな日々を描く、文庫オリジナル。