• 本

はじめて話すけど…… 小森収インタビュー集

創元推理文庫 Mこ9-1

出版社名 東京創元社
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-488-48521-4
4-488-48521-9
税込価格 1,320円
頁数・縦 376P 15cm

商品内容

要旨

各務三郎に海外ミステリの魅力を、皆川博子に本に溺れた幼少期を、三谷幸喜に理想の「作戦もの」を、法月綸太郎にバークリー作品の真骨頂を、石上三登志にヒーロー論での読み解きを、松岡和子に戯曲を翻訳する困難さと楽しさを、和田誠にアメリカ文化に触れる喜びを、北村薫に「良き読者」であるための秘訣を語ってもらいました。他に類を見ないインタビュー集が待望の文庫化。

目次

各務三郎―ミステリがオシャレだったころ
皆川博子―皆川博子になるための136冊
三谷幸喜―理想の作戦ものを求めて
法月綸太郎―本格推理作家はアントニイ・バークリーに何を読みとるのか?
石上三登志―札付きファンのミステリの接し方
松岡和子―戯曲を翻訳する幸せ
和田誠―バタくささのルーツを探る
北村薫―良き作品の良き読者であるために

出版社・メーカーコメント

各務三郎が「ミステリマガジン」編集長時代を、皆川博子が少女時代の読書体験を、三谷幸喜が「作戦もの」の魅力を、法月綸太郎がアントニイ・バークリーの読み解きを、石上三登志がミステリの楽しみ方を、松岡和子が戯曲を翻訳する喜びを、和田誠が戦後のアメリカ文化を、はじめて語ってくれた。〈短編ミステリの二百年〉で日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞に輝くアンソロジスト・評論家による類を見ないインタビュー集、待望の文庫化。北村薫が「良き読者」としての在り方を語る新規インタビューを特別収録。

著者紹介

小森 収 (コモリ オサム)  
1958年福岡県生まれ。編集者、評論家、作家。大阪大学人間科学部卒業。演劇評論家、文芸書の編集者として活動するほか書評・ミステリ評論の分野でも精力的に活躍する。2022年、三世紀にわたる短編ミステリの歴史を俯瞰したアンソロジー&評論書“短編ミステリの二百年”(全6巻)で第75回日本推理作家協会賞および第22回本格ミステリ大賞(ともに評論・研究部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)