望楼館追想
創元文芸文庫 LAケ1−1
出版社名 | 東京創元社 |
---|---|
出版年月 | 2023年1月 |
ISBNコード |
978-4-488-80501-2
(4-488-80501-9) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 571P 15cm |
商品内容
要旨 |
歳月に埋もれたような古い集合住宅、望楼館。そこに住むのは自分自身から逃れたいと望む孤独な人間ばかり。語り手フランシスは、常に白い手袋をはめ、他人が愛した物を蒐集し、秘密の博物館に展示している。だが望楼館に新しい住人が入ってきたことで、忘れたいと思っていた彼らの過去が揺り起こされていく…。創元文芸文庫翻訳部門の劈頭を飾る鬼才ケアリーの比類ない傑作。 |
---|
出版社・メーカーコメント
かつては大邸宅だったが、今や年月に埋もれたかのような古い集合住宅、望楼館。住んでいるのは自分自身から逃れたいと望む孤独な人間ばかり。語り手であるフランシスは、常に白い手袋をはめ、他人が愛した〈物〉を蒐集し、秘密の博物館に展示している。だが、望楼館に新しい住人が入ってきたことで、忘れたいと思っていた彼らの過去が揺り起こされる。創元文芸文庫海外部門の劈頭を飾る、鬼才ケアリーの比類ない傑作、ここに復活。