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「帝国」ロシアの地政学 「勢力圏」で読むユーラシア戦略

出版社名 東京堂出版
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-490-21013-2
4-490-21013-2
税込価格 2,640円
頁数・縦 291P 20cm

商品内容

文学賞情報

2019年 第41回 サントリー学芸賞・社会・風俗部門受賞

要旨

ウクライナ、中東、北方四島、そして北極へ。東西南北に張り巡らされるロシアの新勢力圏。露わになるロシアの軍事的野望の向かう先は?混迷する世界秩序を理解するための必読書!

目次

はじめに―交錯するロシアの東西
第1章 「ロシア」とはどこまでか―ソ連崩壊後のロシアをめぐる地政学
第2章 「主権」と「勢力圏」―ロシアの秩序観
第3章 「占領」の風景―グルジアとバルト三国
第4章 ロシアの「勢力圏」とウクライナ危機
第5章 砂漠の赤い星―中東におけるロシアの復活
第6章 北方領土をめぐる日米中露の四角形
第7章 新たな地政的正面 北極
おわりに―巨人の見る夢

著者紹介

小泉 悠 (コイズミ ユウ)  
1982年千葉県生まれ。早稲田大学社会科学部、早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了(政治学修士)。民間企業、外務省専門分析員、未来工学研究所研究員、国立国会図書館非常勤調査員などを経て2019年から東京大学先端科学技術研究センター特任助教。専門はロシアの安全保障政策、軍事政策等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)